青森オリンパス社長挨拶

青森オリンパス株式会社は2023年3月16日、輝かしい節目の50周年を迎えます。この間、社会や経済において栄枯盛衰はありましたが、今日まで地元青森県黒石市のものづくり企業として事業を続けることが出来ました。これはひとえに、地域の皆様、取引先様のご支援とご協力のお陰であり、感謝に堪えません。厚く御礼を申し上げます。

現在、治療機器事業は2,700億円を超えるオリンパスグループの中核事業であり、経営の礎となっています。医療分野における革新的な技術と製造技術で医療従事者のみなさまとともに歩んでまいりました。「全ては患者さまの笑顔のために」というスローガンのもと、ポリープ切除用のスネア開発に始まり、外科用デバイスの開発や処置具のラインアップ拡充などを経て、様々な製品が疾患の予防、診断、治療時の患者さまの身体への負担を軽減する「低浸襲医療」に役立っています。

青森オリンパスの強みは、品質最優先のものづくり、それを支える製品開発力と最先端技術力、生産変動にフレキシブルに対応できる生産能力、高い技能を伝承する人材育成、失敗から学び糧とする風土など、医療機器製造を行うために必要な強固な基盤とそれを実現させる従業員の力があることです。

今、オリンパスグループは、真のグローバルメドテックカンパニーへ飛躍することを目指し、変革を続けています。そして世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現のために、世界中の仲間と結束し、利益創出力を高め、今までにない新しい高付加価値な医療機器の開発・製造にチャレンジして、社会に貢献してまいります。

今後とも、よりいっそうのご指導ご鞭撻を賜りますよう、心からお願い申し上げます。

青森オリンパス株式会社
代表取締役社長

蒲山 智昭